顎関節症 顎の痛み

今回は、顎関節についてご説明します。

顎関節症の代表的な症状

◯顎の痛み
顎の痛みと周辺や頬やコメカミの痛みや不快感。
口の開け閉め、食事の時食べ物を咀嚼するときや、あごを動かした時に痛むのが特徴。
あごを動かしていないときに痛む場合は他の病気、虫歯や感染症の可能性が高い。

◯あごを動かすと雑音がする 関節の音
あごを動かすと シャリシャリ ミシミシ ガクガク などの音がする。
痛みがなく音だけの場合は顎関節症予備軍と言われます。

◯口が大きく開けられない 開口困難
正常な人は縦に指3本分入る〔4センチ〜5センチ〕指が2本〔3センチ〕以下しが入らない。
あごを動かすと痛むので無意識に動きを抑えてしまっている場合と、顎関節の異常で口が大きく開けられない場合とがある。

◯噛み合わせに違和感がある
あごの関節や筋肉に問題があると、あごの動きが変わり噛み合わせが変わることがある。
また外傷性の場合、スポーツや人に叩かれた場合など様々。

◯関節疼痛
顎関節症になる過程と原因を順番に解説します。

噛み合わせの不正による咀嚼関連筋の過緊張、左右バランスの乱れが起こる。
それにより、下顎頭、関節窩の関係がみだれ、関節円板の血行不良が起こる。
関節円板の陳旧化、機能障害により上記の症状が発現する。
代表的な咀嚼筋群・・・側頭筋、咬筋、内側翼突筋、外側翼突筋、顎二腹筋後腹
代表的な関連筋・・・胸鎖乳突筋、僧帽筋、舌骨上下筋群
筋肉の過緊張を取り除き、噛み合わせの悪い歯並びを改善させる必要がある。
同時に筋膜 〔深筋膜〕の硬くなったところをリリースする。

◎噛み合わせの改善方法
咀嚼筋群のトリガーポイントをリリース、マッサージや鍼 ジアテルミー療法で筋肉の緊張を和らげ血行を改善する
スプリント療法 (マウスピース)
矯正による歯の移動を行い、咬合平面を整える
被せもので、咬合平面を整える

恵比寿ヒロ鍼灸整骨院では、歯科医師と連携して顎関節症の治療に取り組んでいます。
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